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RTX1200 ネットボランチDNS

ネットボランチDNSを用いたRTX1200のVPN接続設定

背景

以前,RTX1200を導入した際にVPN環境を構築した

  • 用途: Raspberry Piサーバへのアクセス(Samba, NGINX)
  • 固定IPを利用していないため,電源断の度に自宅のIPアドレスが変わり,VPN接続に利用している端末全てでIPアドレスを更新する必要が出てくる
    • 電源断の頻度はそこまで高くないため放置していた
  • 引越に伴い,PC周りのセットアップを再度行う必要がでてきたため,ついでにネットボランチDNSの設定を確認してこの問題の解消を試みる

設定

L2TP/IPsecのVPN環境は設定済であるため割愛する

  1. 管理者画面より,運用サポート機能 > 保守からコマンド入力の実行をクリック
  2. 以下のコマンドを入力して実行1

    pp select 1
    netvolante-dns hostname host pp server=1 <host_name>
    netvolante-dns go pp 1
    
  3. 同様に以下のコマンドで設定できたか確認

    pp select 1
    show status netvolante-dns pp
    
  4. <host_name>.aa0.netvolante.jpがホストアドレスとして出力されたことを確認し,IPの代わりに当該ホスト名を用いてVPN接続を行う

参考


  1. host_nameは任意のホスト名を指定する.重複していた場合の挙動は不明.